お見合い(見合い)とは、結婚を希望する男女の出会いのひとつです。
一般的には、第三者や知り合い、親族などの紹介や仲介によって行われています。
近年では、お見合いを斡旋する業者やサービスなどもあり婚活などと言われる催しやパーティーもお見合いと冠をつけているものもあります。
結婚や交際に至る手段として、お見合いは古くからあり一般的な出会いの方法として知られています。
お見合いの基本形式
お見合いには形式的なイメージがあるでしょう。
一般的なお見合いの形式やイメージはお見合い相手の写真、いわゆる「お見合い写真」を見て相手を選んだうえで実際に会うというイメージでしょう。
相手を紹介や仲介する方は、仲人の場合もありますし親や親戚、友人などの場合もあります。
また、お見合い形式のイベントやパーティー、斡旋業者やサービスもあり多様化する出会いの中で現在でも、お見合いは息継いでいます。
お見合いのマナー
お見合いには作法やマナーがあるとされていますが、すべてのお見合いに通じるものではあるかというとそうではありません。
服装なども、会う場所や関係性によっては一概に規定することができないからです。
ですが、服装や言葉遣い、話をする内容などは一般的な常識がある範囲を意識しておく必要があります。
服装は、男性ならスーツが無難です。
女性の場合は、派手な服装や露出が多い服装は避けたほうがいいでしょう。
また、話題は一般的にタブーとされるようなデリケートな内容にはなりべく触れない方がいいです。
気になる場合は、会う前に仲介者に確認をしておいて後々に価値観の違いやトラブル等が生まれないように慎重に行動しておきましょう。
お見合いの流れ
お見合いは基本的には、仲人ないし知人などの第三者の仲介などで相手を紹介されることから始まります。
お見合いをしたいと考えた場合、写真やプロフィールを用意して置き仲介者に渡し相手を探してもらう場合もありますし、写真などを見た上で実際に会う意思が双方にあれば仲介者を通じて会う段取りに進みます。
写真やプロフィールはお見合いをするキッカケとなるアイテムなので用意する場合も確認する場合もしっかりと目を通しておくといいでしょう。
会う場合
双方に合う意思がある場合、仲人などの仲介者が立ち合いで対面することになります。
初回を終えたら基本的には今後はもう会うつもりがない意思や、また会いたい、交際に発展させたいなどを示すことでお見合いの成否を決めることになります。
会ってみてどのような返事を言うことになるのかは、相手にも自分自身にもよりますが一度会ってみなければどうなるかはわからないということは言えます。
断るタイミング
お見合いでうまく行く以前に、最初から会う気もない場合や会ってみても好印象を抱けずに断りたいと考えることもあります。
断るタイミングとしては大きく3つ考えられます、
お見合いの話が来た段階で断る場合
お見合いをしてみないか?と言われたり、お見合い写真を見せられたなどの段階でその気がなければ断りを入れる。
話を持ってきた人との間柄や関係性にもよりますが、お見合いをする意思がない場合はしっかりと断りを入れたほうがいいでしょう。
その際には、失礼がないように伝えるように気をつけましょう。
初回に会った後に断る場合
軽い気持ちであっても本気であっても、とりあえず会ってみて判断したいと考えた場合は、最低でも1回は会うことになります。
会ってみた上で、感触や印象が良くなければ断りを入れることになります。
このような場合は、初回を終えた後に仲介者に今後は合う意思がないことを告げたほうがいいでしょう。
会っている最中に本人に言うよりは、その場が終わってから仲介者にお断りの意思を連絡するのが無難です。
何回か会った後に断る場合
何回か会ったり、デートなどを経た上で、印象や感情の変化や人となりが分かってきて断りを入れたくなることもあるでしょう。
この場合も、相手に伝えることも可能でしょうが、仲介者を通じたほうが無難です。
複数回会ったり、デートをしたからといって断ってはいけない、交際を了承したわけではないので、何回か会った後に人柄などを見極めて断ることは一般的ですし問題はありません。
お見合いをするには
お見合いは、近所の知り合いや家族、親戚、友人、知人、会社の上司など様々な方から話を持ちかけられる可能性があります。
また、結婚相談所に相談や登録をすることでお見合いをセッティングしてもらうことも可能です。
イベントとしてお見合い形式の出会いの場も増えてきておりますし、自治体主催のものやサービス業者などが主催をしているものもあります、
近年では、インターネットで婚活サイトなどを通じてお見合いや交際に発展するケースも多くあり、利用者も多くなっておりお見合いをする方法や異性との出会いも多様化されてきており、お見合い自体も身近なものになってきています。