ダメな結婚相談所の特徴解説

ダメな結婚相談所の特徴解説 結婚相談所

1年で数十万円、2年かかれば100万円超も――
これは結婚相談所を使ったときの料金のことです。

結婚相談所を婚活の「最後のとりで」と考えている婚活者は少なくないでしょう。婚活パーティーや婚活バスツアーに参加して、いくつかの出会いに巡り会えたものの、なかなか交際に発展にしないという人は「結婚相談所のカウンセラーならしっかり導いてくれるのではないか」と期待するはずです。

しかし結婚相談所の利用は安い買い物ではありません。また「最後のとりで」だけに、絶対に失敗したくありません。

そこでダメな結婚相談所の特徴を紹介します。
ここで紹介した項目をチェック表にして、結婚相談所の無料説明を受けたときに採点してみてください。

相手を紹介してもらえない

なんと、異性の相手を十分に紹介してくれない結婚相談所が存在します。これは完全にブラック相談所です。
結婚相談所の最も重要な仕事は、会員に異性会員を紹介することです。それすらできないということは、もはや結婚相談所の体(てい)をなしていません。

もしいくら催促しても新しい異性会員を紹介してくれない場合、早急に退会手続きを取ったほうがいいでしょう。

なぜこのような結婚相談所が存在するかというと、結婚相談所は誰でも開設できるからです。営業許可は必要ありません。
つまりノウハウも経験もないまま結婚相談所を開設したために、十分に会員を集めることができないのです。

しかも結婚相談所に課せられているのは、会員を結婚に導く「努力義務」しかありません。「努力義務」は「普通の義務」と異なり、努力をしていることを証明できれば義務を果たしたことになります。
つまり結婚相談所が「あなたのために全力を尽くしました。それでもお相手を見つけることができませんでした」と言ったら、会員はそれ以上追求できないのです。

カウンセラーが「上から」くる

ダメ結婚相談所には、ダメカウンセラーがいます。
「私が結婚させてやる」と考えているカウンセラーはダメです。謙虚さがない考えは態度に出てきて、会員(婚活者)に対して説教口調で接してきます。

特に年配のダメカウンセラーは指導者のような態度で接してきます。
カウンセラーと初めて会ったときから「私は〇組のカップルを結婚に導きました」と、これまでの実績を自慢気に話してきたら注意が必要です。

カウンセラーは確かに「迷える婚活者」たちを導く存在です。そのため、ときにカウンセラーから厳しい言葉が出てくることは、会員としては許容しなければなりません。
しかしカウンセラーが会員に対して厳しいことを言っていいのは、会員との間に信頼関係ができた後です。なおかつ、その厳しい言葉によって「婚活の壁」を乗り越えることができるときだけです。
信頼関係ができる前から「そのような考えでは結婚できないよ」といったことを言うカウンセラーは信用できませんし、恐らく望ましい結婚に導いてくれないでしょう。

入会前の説明でいいことしか言わない

結婚相談所を利用しようと決めたら、必ず複数の結婚相談所の話を聞いてください。比較しないことには、よい結婚相談所には出会えないでしょう。

話を聞いた複数の結婚相談所の中で、最も楽観的な見通しを示したところは除外したほうがいいでしょう。
もし結婚相談所が次のようなことを言ったら注意してください。

  • 最短で3カ月で成婚した会員もいます
  • うちの男性会員は医者や弁護士が多い
  • うちの女性会員はかわいい方が多い
  • うちは成婚率9割を超えています

結婚相談所といえども、男女を結婚させることは簡単ではありません。それをあたかも、入会さえすればこれまでの灰色の婚活がバラ色に変わる、というふうに言うことは誠実ではありません。

次のような言い方をする結婚相談所が理想です。
「当社の成婚率は〇%で、これは業界でも優秀なほうだと自負しております。ただ残念ながら100%ではありませんので、そのことはお含みおきください。
しかし担当するカウンセラーはもちろんのこと、全社一丸となって〇〇様のご成婚に向けてサポートをさせていただきます」
前向きさの中に、謙虚さがうかがえます。

「結婚サポート」という人の一生を左右する重大で難しい仕事に対して謙虚に向き合あっていない結婚相談所は避けたほうがいいでしょう。

勧誘がしつこい

一度問い合わせしただけなのに、その後こちらから連絡していないのに何度も勧誘の電話をしてくる結婚相談所もあります。
勧誘がしつこい結婚相談所は利用しないほうがいいでしょう。しつこい勧誘は顧客のことを考慮しないがさつな行為だからです。

婚活はとても繊細で微妙です。特に交際期間が長くなり、「そろそろ結婚も」という段階に入ると、本人もその家族もナーバスになります。
そのようなときに2人の仲を取り持つ結婚相談所のカウンセラーががさつでは、混乱をきたしかねません。

もちろん、勧誘担当とカウンセラーは違う人の場合もあるでしょう。しかしその結婚相談所は、しつこい勧誘を許しているわけです。
ということは、カウンセラーへの教育も不十分かもしれません。それどころか、カウンセラーに、会員の結婚を急かすよう指導しているかもしれません。
多くの結婚相談所は成婚手数料を徴収するので、会員の結婚は売上に大きく影響するからです。結婚相談所が売上を追求することは間違ったことではありませんが、それが会員に結婚を急かす行動に出ては本末転倒です。

条件に合った異性会員がいない

希望する条件に合致する異性会員がいない結婚相談所もあります。
結婚相手にそれなりの収入やそれなりの社会的地位、それなりの器量を求めている方は、入会金を支払う前に、結婚相談所に「異性会員の質」について尋ねましょう。

「異性会員の質」は、一般的に料金が高い結婚相談所ほど高くなります。
それでは異性会員にまつわる残念エピソードを紹介します。

婚活疲れしている人ばかりだった

ある結婚相談所を使っていた男性会員は、「紹介された女性のほとんどが婚活疲れしていた」と振り返ります。婚活疲れは「出会い→正式交際前のお付き合い→正式交際→破局」を繰り返すことで生じます。
新しい出会いを楽しむどころか、出会ってすぐに「破局しないかどうか」を気にして、ネガティブな会話しかしません。
結婚相談所の入会期間が長くなり、すっかり「お見合いスレ」してしまっているのです。
このような異性会員ばかりと会っていると、自分にまで「婚活疲れ」が伝染してしまうでしょう。

出会ってすぐにホテルに誘われた

別の結婚相談所では、女性会員が「まだ正式に付き合う前からホテルに誘われることが多かった」と言っています。
男性会員に対して利用上のマナーを指導していない結婚相談所の場合、こうしたケースが発生します。
もちろん中には、結婚相談所からしっかり指導を受けていても、ホテルに誘う男性会員はいるでしょう。しかしこの女性会員は、そのような振る舞いをする男性会員が「多かった」と言っています。

結婚相談所が質の高い会員を集めることができていないのです。入会金ほしさに事前審査を甘くしている結婚相談所は、そのような男性会員が増えてしまいます。

プロフィールに「子供希望」と書かされた

ある結婚相談所の男性会員が、自身のプロフィールに、半ば強引に「子供希望」と書かされたエピソードを紹介します。
結婚相談所では、会員のプロフィールをデータベースに取り込み、異性会員が閲覧できるようにしています。

この男性は自身の年齢や今後のライフスタイルを考え、子供をつくらず、夫婦だけで暮らしたいと考えていました。
しかし結婚相談所のカウンセラーから「プロフィールに『子供はほしくない』と書くと、女性会員が会おうとしない。だからプロフィールには『子供希望』と書いておきましょう。お見合いのときに正直な気持ちを言えばよい」と説得されたそうです。

もちろんトラブルが発生しました。
お見合いのときに「子供希望と書きましたが、本当は子供は希望しません」と言うのもおかしいので、男性はそこに触れることができませんでした。それはそうでしょう。初対面の女性に子供をつくるかどうか話すこと自体、違和感があります。

そして男性は、交際がスタートして将来について話題が出たときに、子供はほしくないと告白することになったのですが、当然変な空気になりました。
男性はまず「なぜ『子供希望』という嘘をついたのか」から説明しなければならなかったのです。

このエピソードはとても重要です。
もし自分が、結婚相談所のカウンセラーから、自分のプロフィールを「盛る」よう指示されたり、さらに「嘘」を書くように言われたりしたら、その会社に登録するのはよしましょう。

なぜなら、異性会員の情報も盛られていたり嘘だったりする可能性が高いからです。お見合いの席に、事前情報とは異なる人が現れることになります。
結婚相談所の生命線は確かな情報です。情報の正確さを自ら落とす結婚相談所は信用できません。

中途解約金が高い

中途解約金が高い結婚相談所も「ダメ色」が濃厚です。
中途解約金を高く設定するのは、中途解約されるケースが多いからなのでしょう。つまり会員が不満を抱くケースが多いということです。

優良な結婚相談所は解約されない自信があるので「もしご不満がありましたら、すぐに退会されてもかまいません」という気持ちでいます。その思いは中途解約金の安さに出てくるはずです。
中途解約の方法については、入会前にしつこいくらいに確認しましょう。

カウンセラーが「結婚せよ」と急かす

結婚相談所によっては、成婚料金を30万円に設定しているところもあります。成婚料金とは、結婚したり同棲を開始したりした会員が結婚相談所に支払うお金です。
ダメ結婚相談所は成婚料金を早く徴収しようと、会員に結婚を迫ります。

もちろんカウンセラーは、会員たちの背中を押すことはあります。しかしそれは、結婚したい気持ちが募っているのに決断できずにいて、誰かに背中を押してもらっているときに限定されるべきです。

婚活者は付き合っている相手に不満がなくても、「結婚したいけど、いまじゃない。もう少しお付き合いを継続したい」と考えることがあります。
このようなメンタルのときに結婚相談所のカウンセラーから「いま結婚しないとチャンスを逃すことになりますよ」と急かされたら、不快に感じるでしょう。

これも結婚相談所に入会する前に確認することをおすすめします。次のように尋ねてみてはいかがでしょうか。
「結婚を急かされるということはないでしょうか。私は自分のペースで結婚したいと考えているのですが、それは可能でしょうか」
このように質問すれば、その答え方によってその結婚相談所の「感じ」がわかります。

まとめ~直感と評判はあてになる

ダメな結婚相談所は必ず悪い口コミが広がっています。もし結婚相談所に説明を聞きに行き「なんか違うな」と直感したら、必ずネットで調べてみてください。
それと直感も大切にしてください。結婚相談所のホームページのデザイン、電話で問い合わせしたときの担当者の話し方、結婚相談所を訪れたときの室内の雰囲気、事前説明をしてくれた人の人柄などは、すべて採点項目になります。